FM Towns: Free Software Collection 8

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Text File | 1994-06-01 | 12KB | 318 lines

めちゃんこべえしっく言語で作ろうアドベンチャープレーヤー２ 1994. 2.12 (C) おこめだいぶ昔に作ったのがおもしろかったので、再開発しました。アドベンチャーゲーム作ろう遊ぼうシステムです。これ自体は、ゲームプレイヤーの役割を果たし、作るのは、皆さんです。ＢＡＳＩＣのインタプリタのようなものです。（サンプルありま～す）めちゃんこべえしっく言語で作るので、極楽アイデア放り込みの素晴らしいゲームが簡単に作れますよ。このマニュアル？の解説は、かなりおおざっぱです。詳しいことは、サンプルなどを参考にしてみてください。 ◇◆ 実行環境 ◆◇ TOWNS-OS V2.1 L20以降ｏｒ F-BASIC386 V2.1 L10以降メモリー２ＭＢは、運まかせサイドワークは、外すべし実行本体 ADV2.BAS ADV2.EXP 動作確認 FM TOWNS Model2 +4MB FM TOWNS2 MA20 +8MB FM TOWNS Model2 +4MBに、RAM-DISK 4096KB(4MB)を設定してテストした結果フリコレ７のシステムでは、２ＭＢで動いた。 F-BASIC386ｺﾝﾊﾟｲﾗ V2.1 L10のシステムでは動かなかった。ハードディスクを繋いでいるのが影響しているのかもしれませんが、微妙なところです。 ◇◆ 遊び方 ◆◇ カレントドライブにGAME.AGSがある状態で、実行してください。操作は、パッドでコマンドを選ぶという昔形式です。 ◇◆ 簡単な作り方 ◆◇ 作ろうと思えば、テキストエディターで、シナリオを書き、そのあいだにめちゃんこべえしっく言語を挟み込めば完成です。簡単でしょ。専用の開発環境なんかはありませんから、使い慣れたテキストエディターやグラフィックエディターを、使ってください。めちゃんこべえしっく言語は、使いやすさを考え、極力不思議な命令構成にしています。これで、はじめての様々な人々にも、べえしっく言語の基本はかんぺちです。命令違えどやってることも全然違う、でも、べえしっくの基本命令は使えるようになるのではないか、などと期待しています。基本構成は、画像、テキスト、命令の３つで、典型的な構成です。これ以上増やすと、手間がかかって面白さ半減、と言ったことになるので、これだけで作るようになっています。（決して手抜きではありませんよ。）各構成は、最小限の手間だけで作れるようになっているので、ご安心を。シナリオなら、テキストエディターで書いた物を、そのまま、べえしっく言語として使えます。ここで絵を変えたい、曲を演奏したい、と思えば、絵や曲のファイル名を１行、追加すればいいだけです。ファイルを使うのに、命令は、いりません。ファイル名を書くだけ。サウンドや動画も、おんなじ。ただ、ファイル名は、半角だけです。そのくらいはわかりますよね。命令を一つも知らなくても、この二つさえわかれば、紙芝居調のシナリオは、簡単に出来上がります。やっぱりゲームだから、遊べるように、コマンド入力したりしたくなりますよね。こんな時のために、いろいろな命令が用意されています。命令を加えていくことによって、紙芝居だった物が、おもしろいアドベンチャーゲームへと、変化していくのです。ここでコマンドを入力したい、と思えば、そこに、コマンド入力命令をはさみ、 …、まあ、見てみましょう。コマンド入力は、「ＣＭＤ」で、格納用変数と、コマンドの書いてあるラベルを指定すれば、使えます。「ＣＭＤＳ」なら、Ｂボタンで解除できます。解除したときの変数の値は、０になります。サンプルを参考にしてみてください。ラベルと、ＧＯＴＯ、ＧＯＳＵＢ、ＲＥＴＵＲＮは、普通のベーシックと同じように使えます。行番号が無いので、全て、ラベル指定になります。特殊（手抜き）命令として、「忘れるＧＯＳＵＢ命令」というのがあります。目的の所まで行っても、戻る場所はまだ覚えているが、さらに奥深くに進んでしまうと、もう、二つ前の戻る場所は、どこだったのか、忘れてしまっています。完全なサブルーチンではない、戻ってくるのかこないのかわからないときに、使えます。こんなええかげんな所は、時として、役に立ちます。「ＧＯ」です。戻るのには、「ＲＥＴＵＲＮ」ではなく、「ＲＥＴ」を使います。旧バージョンに搭載していた物ですが、今は、あまり使いません。ＩＦ文は、ＴＨＥＮが省略できて、ラベル分岐の機能しか持ちません。ＥＬＳＥは、使えません。結構使いにくいと思いますが、それなりの役割は、果たします。変わって、特殊に機能アップされているのが、「ＯＮ　～」。分岐だけでなく、画像ファイルの読み分けまでやってのけます。ＧＯＴＯ、ＧＯＳＵＢは、省略すると、ＧＯになります。変数の値が、０や、指定の数より多いときには、素通りします。変数の代わりにコマンド入力「ＣＭＤ」も使えます。変数ラベルにも対応してます。変数ラベルは、普通のべえしっく言語にはありませんが、かなりのでたらめな（柔軟な）動作をしようとすると、必要になってくると思い、付けています。普通の変数なので、代入したあとで演算もできてしまいます。(^^;)アブナイヨ。「ＧＯ」と、組み合わせたり、話を毎回変える時なんかには、結構便利ですよ。画像は、各種編集ツールで編集してください。めちゃんこべえしっく言語の書き方１行には、１つの命令、文章しか、書けません。行の始めに空白は、たぶん入れても大丈夫ですが、ラベル、計算式等の前には入れられません。１行は、半角で最大２５５文字までです。文章は、全角文字で書き始めてください。できるだけ、文章中に半角文字（特に記号）を入れないでください。未公開文書制御文字（全部見えるけど）である場合があるからです。誤動作の原因となります。データ（画像など）のファイル名は、半角文字にしてください。拡張子は省略できません。コマンドも、半角文字です。式定数は、１０進数のみ使えます。 -2147483648 ～ 2147483647 符号は使用できません。（使えたぁ～かなぁ？テストしてないけど）マイナスの表現は、（０－７）などとしてください。例Ｍ４＝３２＊（０－４）（Ｍ４＝３２＊（－４）は、できない）（Ｍ４＝－３２＊４も、できない）変数整数型の配列型変数が一列ありますＭ０～Ｍ１００００Ｍ（式）として、配列型の利用もできます。演算子は、以下の物が利用できるはずです。＋－足し算・引き算＊／掛け算・割り算％あまり＆ＡＮＤ｜[SHIFT]+[\] ＯＲＸＸＯＲ＾べき乗（）括弧Ｃ言語の演算子と、ＢＡＳＩＣの演算子（＾）が混ざってます。式と、数値・変数のあいだに、スペースを入れないでください。ちょっと手抜きしているので、この辺は、スペースを入れると、正しく動作しません。符号は、使用できません。関係式も、使えます。関係演算子（組み合わせ不可）＝等しい＜小さい＞大きい条件成立時　－１、不成立時　０を返す（らしい）＞＝　や、＜＞といったことは、現段階ではできません。その代わりに、整数型なので、次の形で代用できます。(^^;) 使えない代用例Ａ＞＝ＢＡ＋１＞ＢＡ＜＝ＢＡ＜Ｂ＋１Ａ＜＞Ｂ（Ａ＝Ｂ）＝０ＩＦ文などの中でも同じです。特別に、ラベルの代入もできますか、この場合、演算はできません。例正 M10=*ラベル誤 M24=*ラベル*5-4+10 式の中には、スペースを入れると、誤動作する可能性があるので、式には、スペース等、不要な文字を入れないでください。例正Ｍ０＝Ｍ３＋３Ｍ２＝（Ｍ１＆Ｍ（Ｍ２＋５））＊（０－５）＊（０－（Ｍ０＾３＝３））Ｍ８＝＊ラベル誤Ｍ０　＝　Ｍ５＋Ｍ６Ｍ２４３＝　６－Ｍ（Ｍ９＋　５）Ｍ６４７＝Ｍ７　＆　３１どれも、スペースが入っているので、正しく計算できないコマンド用表示データ＠ラベルコマンドコマンドコマンド＃最初のコマンド番号が１となります。命令一覧＃文章一時停止ＴＩＦＦ画像ファイル名画像表示＊ラベルＩＦ　式　［ＴＨＥＮ］　［｛ＧＯ｜ＧＯＴＯ｜ＧＯＳＵＢ｝］　＊ラベルＣＭＤ格納変数　＊コマンドラベルコマンド選び（取消不可能版）ＣＭＤＳ格納変数　＊コマンドラベルサブコマンド選び（取消可能版）ＯＮ　｛式｜ＣＭＤ｜ＣＭＤＳ｝　ＧＯ　＊ラベルｏｒファイル，… ＯＮ　　　　〃　　　　　　ＧＯＴＯ　＊ラベルｏｒファイル，… ＯＮ　〃ＧＯＳＵＢ　＊ラベルｏｒファイル，… ＯＮ　〃＊ラベルｏｒファイル，… （ＯＮの各ＣＭＤの後ろには、コマンドラベルが必要・格納変数は不要）ＧＯ　＊ラベル忘れるＧＯＳＵＢＧＯＳＵＢ　＊ラベル忘れないＧＯＳＵＢＧＯＴＯ　＊ラベルただのＧＯＴＯＲＥＴ忘れるへ戻ろうＲＥＴＵＲＮ忘れないへ戻ろうＥＮＤ終わろうＳＡＶＥ　番号記録ＬＯＡＤ番号続きをするＷＡＩＴ　待ち時間（約１／１００秒単位）ただ待つＪＰＥＧ画像ファイル名画像表示ＥＵＰＨＯＮＹ演奏ファイル名音楽ファイル演奏ＭＶＥ動画ファイル名動画再生アドベンチャー言語ファイル名＊ラベルファイルのラベル位置から実行（＄　格納変数　Ａ　Ｂ）アイテム（配列のＡからＢまで表示）（ＰＬＡＹ）（ＣＤＰＬＡＹ）（）は、現在未対応で、誰か作ってくれたらうれしいなの命令テキストの表示速度の変更は、テキスト中に、／に続いて１／１００秒単位での文字表示時間間隔を指定してください。ＳＡＶＥ・ＬＯＡＤは、ファイル番号を指定します。画面データは保存されません。ＬＯＡＤすると、ＳＡＶＥしたところから始まります。ＩＦは、ラベルジャンプ以外は使えません。行った先で何かしてください。＊ラベルの所は、ラベル変数で代用できるはずです。タイトルは、ありません。画像ファイルにでもしてください。わからないなら、使ってその手で確かめてください。ＢＡＳＩＣのマニュアルを見てみるのもいいですね。似てるから。難しくありませんよ。 □ 使用範囲・配付条件 □ 著作権は、おこめにあります。使用範囲は、特に制限しません。ご自由にご利用ください。無利益な範囲で、再配付可能です。ゲームができましたら、それに付けて配ってもらって構いません。連絡は、本体のみの場合不要です。著作権表示だけは、してください。おこめ作のサンプル付きの場合は、連絡してください。おこめ作サンプル単独での配付は、できません。このシステムで実行できる各自の作品は、各自において、条件を定めてください。著作権は、その作品の作者になります。私はいっさい関与致しません。品質は、見ての通り、ずさんな物です。いかなる損害が起きようと、各自で対処してください。バグなんかは直しますけど、改変されていた場合には、わかりません。都合に合わせて、プログラムを書き換えてもらっても構いません。（かなり解読しがたいプログラムだと思いますが…）書き換える場合、基本構成のゲームは動く形で書き換えてください。どのバージョンからの変更なのか、変更点などを、正しく書いておいてあげてください。無補償で結構ですが、改変に対する最低限のサポートのできる場合に限ります。 □ しまい言葉 □ これは、ＢＡＳＩＣで作って、コンパイルしたので、結構巨大です。ついでに、最終チェックで２ＭＢで動くようにしようと緊急に頑張ったため、ソースファイルもごちゃごちゃになってます。現在、メモリー節約のため、Ｃ言語でリメイク中ですが、動画には対応できなくなりそうです。（ライブラリを持ってない）代わりに、別の動画システムを利用させてもらおうかと思ってます。肝心の元のゲームが無くなってしまっているので、これだけあっても、どうにもならないんですが、ゲームを作ってみるチャンスだと思って、作ってみてください。次のふりこれに、これ用の作品を応募するのもいいかもしれない。待ってますよ。アドベンチャーゲーム、ＲＰＧ、アクション、ツール何でも作りますよ。たぶん。いろんな機能を追加してほしいとか、一緒にゲーム作ってとか、ツール作ってとか、幅広い声に答えたいと思いますので、どうぞ、私にお声をかけてあげてくださいな。 □ 連絡先 □ ご意見・ご要望・質問・ご感想などなどありましたら、 NIFTY-Serve ID : KFR01230 まで、お願いします。駄目なら、フリコレ係にでも…。